保育内容について

“たのしい”を探そう!

子どもたちが、様々な実体験を通して、自分自身の”楽しい”を見つけられる様に、多種多様な保育を実践してきました。

※各項目はクリック(スマホの場合はタップ)すると内容が見れます(各写真も拡大可です)。

ヨモギつみ      

「たくさんとれた!」「これ食べられるの?」

春の草花を観察しながら、つみに行きます。つんだヨモギは持ち帰り、草餅にしたり、団子にしたりして食べます。「いいにおいがするね!」

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わらびとり

「グーのやつがいいんだよね!」「せんせい、ここたくさんあるよ!」

伊豆稲取にある細野高原へ、わらびとりに行きます。「グーのわらび(葉が開いていないもの)をとってください」と説明します。最初は「せんせい、わからないよ~」と言いますが、見つけ方のコツがわかってくると、どんどん採ってくれます。採集したわらびは、アク抜きをして、てんぷらやおひたし、お味噌汁にして食べます。

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たけのこ掘り

「せんせい、ここにあったよ!」

掘ったたけのこは皮をむき、みそ汁やたけのこご飯にして食べます。

生き物と仲良し

よしよし、あ、ガーコちゃん見に行こう」

ポニー(稲生沢こども園にいます。名前は「バロン」)、アイガモ、ウサギ、ひつじ(ひかり保育園にいます。名前は「メリコ」)、メダカ、ウナギ、カメ等々…園では色々な生き物を飼育しています。えさくれなどを通して、日常的に関わりあう事で仲良くなっていきます。小さい子や、入園して間もない子が泣いている時に、泣き止むきっかけにもなってくれます。

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蚕の飼育

「むにむにしてる~」「かわいいねえ」

毎年、3000~5000匹の蚕の飼育をしております。子どもたちは蚕が育っていく様子を毎日観察しながら、エサくれや、「蚕ひろい(ふんや食べ残しをそうじし、蚕を清潔な”あじろ”に移動させる)」を通して直に触れる事により、段々と仲良くなり、「かわいいねえ」と大事にしてくれるようになります。「見て、見て!」見ると手に山盛りの蚕。なんの抵抗もなく、触れる事ができるようになる子が増えていきます。苦手な子も先生と一緒に少しずつ、慣れていくようにします。繭になる段階では、「まぶし(蚕が綺麗に繭を作れるようにするための格子状の部屋)」に一匹ずつ入れていく手伝いもします。すべての蚕が繭になり、糸にするために工場に送る=”殺して”糸にする事を告げると、みんな口をそろえて「かわいそう!」「やだ!」。そこで「人間は、色々な命から色々な恵みを得ている」―【色々な命への感謝】をしなければいけない、という事を伝えます。

送った繭は後日、美しい絹糸となって戻ってきます。また、繭はすべて送らず、手元にも残しておき、制作のための材料に使用したり、羽化させて卵をとったりします。

絵の日

「この絵がいい!」

月に一回、ピカソやマティス、シャガール、ビュッフェなどの絵を稲生沢こども園のホールに展示し、みんなで鑑賞します。子ども達は、絵についての話を興味深く聞きながら、最後に自分のお気に入りの一枚を決めます。

制作

様々な材料を使って制作をします。

クッキング

農園の作物や、プランターで育てた野菜、園庭のしいたけなどを、自分たちで収穫→調理→いただきます!また、調理したものを他のクラスにおすそわけ…みんなとっても喜びます。

クッキーづくり

みんなで分けて食べたよ!私が割ってあげた!」

手作りクッキーです。持ち帰って家族みんなで食べます。

どろんこ~田植え

うわあぬるぬるするう!」

代掻きを兼ねたどろんこあそびをします。最初はみんなおっかなびっくり。でも気が付いた時には泥人間に。後日、5歳児クラスのゆりぐみさんが田植えをします。

小麦

さつまいもを収穫した後に麦の種まきをします。発芽後数週間したら5歳児クラスのゆりぐみさんが「麦踏み」をします。初め、実際にやってみせると「え?踏んじゃうの?」といった表情をします。「こうやって踏んであげると、麦はもっと元気になるんだよ」と説明をすると、みんな真剣に踏んでくれます。翌年度、元気に立ち、黄金色になったら、刈り入れです。麦踏みをしてくれたゆりぐみさんは卒園しているので、新ゆりぐみさんが行ないます。手鎌で自分たちで刈ったり、コンバインで刈ってまとめられたものをみんなで運んだり…一生懸命手伝いをしてくれます。そして、脱穀。これも脱穀機を使い、先生と一緒に体験します。その後よく乾燥させ、製粉し「地粉」にします。地粉は給食室などで、色々な形で使います。「聖愛こども農園」にも詳細があります。

※地粉とは地元で生産・収穫・製粉した物です。

色々な野菜の栽培

「あ、できてる!」

農園や、プランターで各種野菜を育てます。「あ、なってるなってる」子どもたちは、すぐに「野菜の赤ちゃん」を見つけます。しかし、小さな子たちの収穫タイミングはとても早いです「あれれ~なくなってる」。少し残念ですが、それはその子にとって、「見つけて、とる」事への喜びを感じる第一歩になると思います。嬉しい事です。収穫後はクッキングや、お給食さんに調理してもらって、おいしくいただきます。農園については「聖愛こども農園」もご覧ください。

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